映画の趣味が合わない奴と映画を観るたびにすり減っていく。
無言でも離れていても、精神が繋がっていることが重要。
暗くならないと何かを外に出す力が出ないのは何故だろうか。暗くいる方が好きなんだろうけれど、鬱病ほどにまで暗くなると本当に脳の芯が絶望で埋もれて鈍くなるような感覚がするので、それを過ぎた辺りからでないといけない。
美しいものには全て切なさと刹那がまとわりつく。それがないものは美しいとはいえず、見せかけの表面的な美しさに過ぎない。それを分かち合えない人と過ごさなければならないのは苦痛でならないが、ある意味自分だけの世界を保てるという面では良いのかもしれない。
しかし、絶頂の瞬間を共有できないと、感情の糸くずがボロボロとほつれて、やがてなくなっていく。