久しぶりの中禅寺湖。五月蠅いくらいの蝉の大合唱を期待して来たのですが、 (あれれ!?)これはいったいどういうこと? 独唱??? この数週間で季節はガラリと変化してしまったようです。ライズも無ければ、ボイルもなし。こんな静かな中禅寺湖は久しぶりに見たような気がします。 それでも黄色いアイツが居る事を信じて蝉を投げ続けていると...。
(ガボーン!)うねりの中、波間に見え隠れする美蝉(ビセン)が黄色いアイツに突如はじき飛ばされました! (もうこの下手くそ!)しっかりと狙いを定めて喰わないと、厳しい世の中生きていけないぞ!! フッキングした感触は無かったので、この後もしばらく探ってみたのですが、残念ながら二度目はありませんでした。もう暫く時間があれば、何とかなったかも?次回に期待したいところです。 そういえばメタルミノーの釣りが良い季節になって来たようです。こちらも次回の釣行が楽しみです。
(上写真)太くて立派だねぇ~!
(上写真)最近何かと話題!?のこちらのポイント。この日も大盛況でしたが、私はスルー。
(上写真)あっ、プードル! 季節は春から初夏へと
(上写真)メタルミノーEXに出てくれたレイクトラウト。朝一の国道側にて
(上写真)水温の上昇と共に、生活の舞台が深場へと移行した様です
(上写真)レイクトラウトらしい立派な尾鰭でした
(上写真)今回はOHGIさんとの釣行
(上写真)こちらもメタルミノーEXにて
(上写真)この日のメタルミノーでの釣果はフッキング4のキャッチ2。水深10メートル前後のボトム付近でのバイトばかりでした。
(上写真)日中、浅瀬での表層水温は14℃前後
(上写真)日中は山側で蝉ブラを狙いました。クリンソウの見頃もあと僅かか?
(上写真)この日はミニサイズ
(上写真)ラストは再び国道側で。笑っちゃうくらいに何もありませんでした orz...。 ※ 釣れたポイントとは関係ありません
梅雨明けを目前に控えた中禅寺湖に出掛けて来ました。本当なら昨年同様に日がな一日 蝉ルアーを使ってトップの釣りを楽しみたかったところなのですが、今年は全く反応が得られないため、朝からディープレンジを中心に探って行きました(メタルミノーを使ったショアからのジギング)。
シャクリの釣りは4月以来の久方振り! ロッド操作とルアーの動きを同期させるのに暫らく時間を要しましたが、良い感じのリズムが刻める様になると直ぐに魚の反応が返ってきました。恐らく湖底から誘い上げられ追って来るのでしょう、中層近くでやって来るバイトがほとんどでした。 シャクっている最中に突如 ズドン!と襲ってくるあのバイトは何度味わってもほんと良いものです! すっかり夏モードに突入した感のある中禅寺湖、機会があればまた訪れたいと思います “Q。(^ー^*)"パタパタ
(上写真)今回は山側に入りました。※ 釣れた場所とは関係ありません
(上写真)朝一の表層水温は18.5℃
(上写真)中禅寺湖のレイクトラウト(68.5cm)
(上写真)pm13:30頃 メタルミノー18gによる釣果
(上写真)メタルミノー18g金黒オレンジベリー。※もう何年も前にカタログ落ちしてしまった初代モデル
(上写真)今回釣り上げた8/11匹までが遊覧船通過の直前直後に掛かったものでした。昔から思っていたのですが、やはり魚のスイッチを入れる何かがあるのかも
(上写真)水温が高めなので、水から上げずに即リリース
(上写真)ポイント移動
(上写真)こちらもメタルミノーで。こんな感じの中学生サイズがほとんどでした
(上写真)heaven(ヘブン)13gにて
(上写真)昼過ぎには家路へと就きました
先日、初夏の釣りの代名詞といえる春蝉パターンの釣りを楽しみに中禅寺湖へ出掛けてきました。狙う相手はもちろん色鮮やかなブラウントラウトです。
場所にもよりますが、水ぎわには多くのワカサギがいまだ群れており、これらを狙ったブラウンたちの激しいボイルがあちこちで繰り広げられていました。 このことだけが理由ではないのでしょうが、蝉ルアーへの反応はとても少なく、10時間ちかく探って得られたバイトはたったの3回のみでした。
そんななかで迎えた夕暮れの時間帯。そろそろミノーの釣りに切り替えようかと思っていた矢先のこと、20メートルほど沖合に浮かべていた大美蝉(マジョーラリブ)が何の音も立てずに突如姿を消しました。 その後の相手とのやり取りはとても長く激しいもので、絶対にバラしたくないという緊張感から胃がキリキリと痛む程でした。 そして無事ネットにおさまった魚は65cmのブラウントラウト。 その引きの強さからもうひと回り大きな個体を想像していたのですが、整った大きな鰭と魚体の太さを目にしてすぐに納得しました。 この日は春蝉に対する捕食シーンは全く見られなかったのですが、蝉を意識している個体はやはり居るんだなと、この釣りを行う上での心構え(信じて粘り抜く)を新たにした釣行となりました。 また近いうちに出掛けたいと思っています。
(上写真)この日はam8:00過ぎから国道側で釣りをスタート
(上写真)水際にはワカサギの他に産卵行動中のウグイも多数みかけました
(上写真)開始から30分も経たないうちに幸先のいいスタート(51cm)
(上写真)その後はpm14:00まで反応がまったくありません
(上写真)人の居ないところを探しておよそ1.5kmほどランガンしました
(上写真)そして夕方、この日最後のチャンスが訪れました
(上写真)10分近くのやり取りの末に手にすることのできたブラウントラウト(65cm)
(上写真)過去に釣られた痕跡がありました
(上写真)背鰭もパーフェクト! 引きが強烈なわけです
(上写真)魚体が夕陽に染まります
(上写真)ヒットルアーは大美蝉(ダイビセン) カラーはマジョーラリブ
(上写真)同行者が山側で手にしたブラウントラウト。あちらもとても厳しかったそうです
(上写真)帰りは日光市荊沢にある台湾料理店 香味鮮(こうみせん)さんに寄ってきました
(上写真)回鍋肉定食(¥980) とにかく量が多くてやっとの思いで食べきりました(汗)とても美味しかったですよ!
【使用タックル】 ⚫︎ロッド : イル・フロッソ TILF-72 (SMITH) ⚫︎リール : セルテート2500 (DAIWA) ⚫︎ライン : バリバス ハイグレードPE 0.8号 (MORRIS) ⚫︎リーダー : バリバス トラウトショックリーダー フロロカーボン 10lb (MORRIS) ⚫︎ヒットルアー : 大美蝉(ダイビセン) (SMITH) ※ フック変更実施 ※ ラインはスプリットリング(後付け)を介して接続 ⚫︎フック : シュアーフック Wトラウトタテアイ 4B (SMITH) ※ バーブは潰しました ⚫︎ネット : チェリーネット Lサイズ (SMITH) ※ ラバーコーティングネットに張り替えています
先日、北海道は雨竜郡幌加内町にある朱鞠内湖に出掛けてきました。 今回初めて訪れたフィールド。狙うイトウの姿が見えないなか、本当にこの探り方で合っているのかと!? 何度もなんども自問自答を繰り返した毎日でした。
見渡す限り手付かずの大自然の中、ときおり熊笹が踏み締められる物音に怯えながら、次第に五感が研ぎ澄まされて行くのがとても快く感じられました。 着いていきなり気温30℃(水温は20℃)の洗礼!さらに朝からピーカン無風という条件が度重なったため一時はどうなる事かと思いましたが、数少ないチャンスタイムをなんとかモノにする事ができ、最後のさいごラスト90分に念願の朱鞠内湖のイトウを手にする事が出来ました。 この少し前に、見た目でふた回りは大きいごんぶとサイズの個体をネット際でバラシていたのでその喜びといったら並大抵のものではありませんでした。 やはり釣りは最後まで諦めるもんじゃないですね! 最後に、遠路遥々駆け付けてくれ一緒になって釣りを楽しんでくれた坂本さんはじめ、色々なアドバイスや励ましをしてくれた Crazy A(クレイジーエー)のみなさま、本当に励みになりました。ありがとうございました(*'▽')/ (参考)朱鞠内湖 公式ウェブサイト
(上写真)朱鞠内湖までは旭川空港からレンタカーを使って2時間弱といった感じでした
(上写真)湛水面積としては日本最大を誇る人造湖である朱鞠内湖。北欧のフィヨルドなどと形容されるこの湖は湖岸線がとても複雑に入り組んでおり、さらに大小あわせて13もの島が存在すると言われています。まさにポイントは無尽蔵といった感じです!
(上写真)途中の旭川市内からは大雪山系の旭岳が見えました。いつかは登ってみたい!
(上写真)今回お世話になったお店たち(他にツルハドラッグも)。朱鞠内湖周辺(半径約20km圏内)にはお店が無いため、特に車中泊などをする方は途中のお店で買い出しが必要かと思います。
(上写真)イトウ釣りで有名な河川『手塩川』。流れが太いねぇ~!
(上写真)日本最寒記録『-41.2℃』を持つ幌加内町。ちなみにこの時の気温は+30℃でした ι(´Д`υ)
(上写真)今回お世話になった『レークハウスしゅまりない』。湖畔(前浜)まで歩いて5分といった立地です
(上写真)エントランスと玄関ホール。ちょっとしたギミックなどもありとても雰囲気がありました。
(上写真)玄関ホールから部屋へと続く廊下(写真上段)。ダイニングテーブルの横にはビリヤード台やバーカウンター、そしてタイイング用のスペースなども設けられていました(写真下段)
(上写真)部屋の前の廊下からは湖を望むことが出来ます(写真上段)。お部屋は釣りには勿体ないくらい立派でした(写真下段)
(上写真)レークハウスしゅまりないの裏玄関(写真上段)。一階には濡れたウェーダーやベストなどを乾かせる専用の暖房部屋が設けられているので釣り人としては大変助かりました(写真下段)
(上写真)量もお味もまったく申し分なし! 同宿のアングラーさんたちとその日の釣果について話しながらの食事は大変美味しく、お酒もススミマシタ!
(上写真)湖畔にある朱鞠内湖遊漁者管理休憩所。ここで日釣り券の購入や渡船の手配をする事が出来ます。
(上写真)朱鞠内湖の釣りではシングル・バーブレスフックの釣りが義務付けられています(チェックあり)
(上写真)今年は特に超満水という事もあり、立ち込みが出来るポイントは限られているそう。背後には深い森が広がっているため、徒歩でのポイント移動はほぼ無理という事で渡船を利用しました。※ 湖畔キャンプ場の直ぐ隣が渡船の基地となります
(上写真)まさに北欧といった景色が広がる朱鞠内湖(北欧には行ったことないけど...)
(上写真)こんな景色の中で釣りを楽しみました。至る所にスタンプ(切り株)があり、事前に聞いていた根掛かりが多いよ!という意味が良く分かります
(上写真)間近で見るととても怖いんですけど(;´Д`)
(上写真)こんなに大きなクマゲラ、しかもこんな間近に初めて見ました!
(上写真)風が無く、釣れる気がしませんが...。
(上写真)厳密にはこの魚が朱鞠内湖での初イトウでした(40cm)
(上写真)滞在中の表層水温はほぼ18~20℃の間で推移していました
(上写真)入ったポイントの殆んどで体長2、3cm程のワカサギの姿を見ることが出来ました
(上写真)そして空けて翌朝。前浜から見る朝焼け☀ よし今日も一日頑張るぞ~!
(上写真)渡船用のボート。隣りには手漕ぎボートやエレキの貸し出し施設などもあったようです
(上写真)レークハウスしゅまりないの中野さん頼みの渡船を利用しました
(上写真)ピッシリ山(1,032m)の頂にはいまだに雪がありました
(上写真)朱鞠内湖ならではといった景色
(上写真)超スーパー冠水ブッシュ!(ヤナギの木だそうです) こんな所にもイトウが潜んでいるといいますが、とてもじゃないけど探れません(;´Д`)
(上写真)湖畔で見ることの出来る木々の殆どが白樺とこのダケカンバ?でした
(上写真)蝦夷ハルゼミの最盛期で湖面に落ちた個体をコイやウグイが捕食していました。もしイトウの蝉パターンなんかがあればそれはもう迫力満点でしょうね!
(上写真)ウグイ釣りに関して言うならばもうマスタークラスかと...(;'∀')
(上写真)根掛かり時のルアー回収器がとても役に立ちました。ちなみに今回釣行でのルアーロスト数は1個でした
(上写真)粘土質(赤土)の地形が多いことから、波が出るとあっという間に水際が白く濁ってしまいます。ですが今回はこれがイトウ釣りのチャンスタイムとなりました!
(上写真)粘土質のボトムを叩くものだから、リップは直ぐにこんな具合に(;´Д`)
(上写真)時どきアメマスも釣れました。パニッシュ85F(シングルバーブレスフックに変更しています)にて
(上写真)朱鞠内湖のイトウ(69cm)。パニッシュ85F(No.23 クレイジーヤマメ)のジャークアクションにて
(上写真)最終日にようやく手にする事の出来た朱鞠内湖のイトウ。先月には115cmという記録魚が出ているようにイトウとしては決して大きなサイズではありませんでしたが、久しぶりにシビレタ~といった釣行となりました。
(上写真)風が吹き荒れたタイミングが今回のチャンスタイムとなりました! 岸と平行に走るブレイクラインに対してルアーを斜めに通してやって、逃げ惑うウグイを演出。青ナイルと白ナイルの境目辺りをルアーが通過したタイミングでゴゴンッ!!と喰ってきてくれました(≧▽≦)/ ちなみにこの時期のイトウは産卵のために岸寄りしているウグイを捕食する個体が多いと聞いています。俗にいうウグイパターンというやつです。
中禅寺湖の初夏を代表する蝉の釣り。私はよほどの事がない限り日が昇ってから釣りを開始するようにしています。蝉が鳴き始める時刻、さらには蝉の釣りにとってはとても大事な要素だと思っている風の吹き始めが共に明るくなってからだというのがその理由なのですが、何はともあれしっかり寝た後に釣りが出来るというのはホント身体が楽でありがたいものです。
そしてこの日もポイントに到着したのはam7:00を過ぎた頃でした。 6月も終盤に入り、蝉師(アングラー)の数も大分少なくっている頃だろうと思って来たのですが その予想は大ハズレ、人の居ないポイントを探して歩いていたら山側のかなり奥の方まで来てしまいました。 その後 なんとかポイントに入れたまでは良かったのですが、波がまったくありません。遠くに見える岬の先端からは白い波の筋が伸びているので、岬の向こう側はそれなりの風が吹いている様ですが、こちらはまったくのベタ凪状態でした。
先にも記したように、蝉の釣りに於いて湖面がある程度以上に波立っている事はとても大事な事だと思っています。 シーズン初期ならまだしも、今回のようなシーズン終盤では魚は連日のように叩かれ相当ナーバスになっている筈。周囲のちょっとした違和感も相手はきっと見逃しません。そしてそのちょっとした違和感を感じさせなくする(誤魔化す)のに私はいつもこの『波』の力を借りるようにしています。
水面に浮かんだ蝉ルアーを下から見上げ本物かどうか吟味しているブラウンの姿をよく見掛けます。 今のスレ切った状況なら間違いなくと言っていいほど、相手に見切られる事が殆どではないでしょうか。 相手にルアーの細部を見せないこと、さらにラインの存在も悟らせないこと(音も含めて)、これら両方を実現するために波の存在は決して欠かす事の出来ないものだと思っています。 このため今のような波の無い穏やかな時間帯は、私は釣り糸は垂れずに湖面が強く波立つまで 1時間でも2時間でもただひたすらに待ち続けるようにしています。 ですがただ待っているだけでは時間がもったいないので、水中の魚の動きを観察する事にしました。 急深のポイントなど地形的な問題から魚が必ず見えるとは限りませんが、大抵の場合 水色の変化するブレイクラインの下にブラウンは必ず居るものと思ってます(山側、国道側問わずに)。 もしちょっと先にブレイクを控えたシャローエリアなどであれば、水深50cmにも満たないような浅瀬を蝉を探し泳ぎ回っているブラウンの姿を何度も目にしたり出来るのではないでしょうか。
そして今回の場合は後者の方でした。水際にあまり近付き過ぎないよう注意を払い観察を続けていると、二匹のブラウンが数十メートルの範囲内を左右に行ったり来たりを繰り返していました。そして時折、蝉を見つけては何の躊躇いもなく静かにパクッ!と。 試しに回遊コース上に蝉ルアーを浮かべて待っていると、異変に気付いてルアーの数メートル手前で即Uターン。あっさり見切られてしまいました。 分かっていた事とはいえやはり相手は相当に手強そうです。 これ以上は探らずに最初の予定通りに風が吹き出すのをじっと待つことにしました。
待ち望んでいた風が吹き始めたのはそれから1時間半ほど経過してからの事でした。でもさざ波が立つくらいでこれではまだまだ力不足。相手を騙すことは恐らく出来ないでしょう。 そしてさらに待つこと凡そ30分、東風がより強さを増し時折波が音を立て砕けるくらいの高さに成ったのを確認して腰を上げました。 (よし、始めるか!)
今回使用したルアーは美蝉(ビセン)。中禅寺湖のハルゼミをモチーフにしたトップウォータープラグで、私は市販の物をフックを交換(テイル&ベリー共に)して使用しています。当日はこの美蝉(ビセン)を水色が黄色からエメラルドグリーンに変化するブレイクラインのちょい先に静かにキャスト。その後はロッドティップを小刻みにシェイクして水面を羽をバタつかせて溺れている蝉を演出してやりました。
すると間もなく波間に見え隠れする美蝉(ビセン)の下に黄色い影が浮かび上がって来ました。そして真下で吟味すること数秒、美蝉(ビセン)の浮かぶ水面がモワッと盛り上がりました! ひと呼吸おいてから落ち着いてアワセを入れましたが、これは残念ながらすっぽ抜けに終わりました。ですが針掛かりしていなかったのでまだチャンスはある筈です。 もう一度 先ほどと同じコースを流してやると再び黄色い影がゆっくりと浮上、さっきより長い時間ルアーを吟味した後で口先で軽く啄むように音もなくハフッと吸い込みました。 今度はふた呼吸くらいおいてからゆっくりアワセを入れましたが... (今度はどうだ!?)
相手は突如 我に返ったかのように動きを速め、もの凄い勢いで沖へと向かって走り出しました。 ギィーギィーギィーギィー...。
さっきまで目の前を泳いでいた黄色い影はエメラルドグリーンの湖水の奥に消え 直ぐに見えなくなってしまいました。 (これはデカイ!)
その後は寄せては走られを何度繰り返したでしょうか。相手が白い腹を見せて翻るたびに、いつフックが外れるかともうヒヤヒヤもの。その度に心の中では (お願いしますからどうか獲らせて下さい... どうか獲らせて下さい...。) の繰り返しで何度も祈りを捧げました。
せいぜい3分くらいのやり取りだったと思うのですが、ほんと長い時間に感じられました。 無事ネットに納まった相手は雄のブラウントラウト(64cm)。 写真では裏側になるので見えませんが、口元には過去に何度か釣られたような痕がありました。きっとこれまでにも多くのアングラーたちを楽しませてきてくれたのでしょう! ほんと可愛いやつでした。
同じポイントで ↓
別のポイントで ↓
中禅寺湖の初夏を代表する春蝉の釣り。是非とも美蝉(ビセン)を携えてブラウンとの熱い駆け引きを楽しんでみては如何でしょうか。
〇 使用タックル
ロッド : IBXX-77MSD インターボロンXX(SMITH) リール : 13 CERTATE 2500(DAIWA) ライン : VARIVAS ハイグレードPE ブルー 0.8号(MORRIS) リーダー: TROUT SHOCK LEADER フロロカーボン 12lb(MORRIS) ルアー : 美蝉(ビセン)(SMITH) ※ フック交換実施。ラインはアインのスプリットリングに直結 フック : シュアーフック Wトラウトタテアイ 4B ベリー&テイル共に(SMITH) ※ バーブは潰してあります ネット : チェリーネット Lサイズ 旧タイプ サクラ(SMITH)
先日、栃木県は塩谷町にある尚仁沢アウトドアフィールドさんに出掛けてきました。あの厳つい顔をしたジャガートラウトとのミノーを使った熱い駆け引きを味わいたくて、またやって来てしまったといった具合です。当日の午前中は未明から降り続く雨の影響からかお客さんが少なく、多くのポイントを自由に探ることが出来ました。
そんな中でも、やはり障害物周りでジャガートラウトの反応が良く、ミノーの釣りの醍醐味であるアクションで誘って食わせる釣りを楽しむことが出来ました。まだ水温が低いためか魚の追いは遅めなので、サスペンドミノーで短い距離をロッドアクションで誘った後は、しっかりと食わせのポーズを入れてやることで深いバイトを得ることが出来ました。 これから春に向け水温が上昇してくると、さらに魚の活性が上がってくるそうなので、その頃にまた訪れたいと思います。 そして話は変わりますが、来たる3月10日(日)に同エリアにおいて今年も恒例の『さくら祭り』が開催されるそうです。タグの付いた魚を集めて合計点数を競い、点数の高い人から豪華賞品が貰えるそうです(詳しくは尚仁沢アウトドアフィールドさんのHPを参照願います)。 ※ 魚の写真は釣り場オーナー様の許可を得て一部撮影させて頂きました ※ 尚仁沢アウトドアフィールドさんのHP : http://www.shojinzawa.com/
使用タックル ロッド : トラウティンスピン インターボロンX IBX-53MTH(SMITH) リール : ツインパワー 1000S(SHIMANO) ライン : アーマード🄬フロロ+ 0.3号 (DUEL) リーダー : シューター・FCスナイパー インビジブル 5lb (SUNLINE) スナップ : SPスナップ #00(SMITH) ルアー : パニッシュ55 SP(SMITH) ※フック変更実施。ウエイト調整のためソリッドリングを使用。 フック : ミノーエキスパートフック ME-31BL #4 (VANFOOK)
(上写真)この日も一匹目からジャガートラウト。パニッシュ55SP(HHGORカラー)にて
(上写真)二匹目もジャガートラウト。パニッシュ55SP(GTOパール)にて
(上写真)色鮮やかなジャガートラウトの♂。パニッシュ55SP(クレイジーヤマメ)にて
(上写真)昨年放流した個体がまだまだ良い仕事をしてくれています
(上写真)この色がほんとたまりません
(上写真)今日一の太い個体です。パニッシュ55SP(クレイジーヤマメ)にて
(上写真)これも昨年放流した個体だそうです。ほんと素晴らしい魚体です
(上写真)今回もやはり障害物周りでの反応が良好でした
(上写真)これまた太くて素晴らしい魚体です。C&Rの賜物!
(上写真)こんな個体が釣れるとほんと嬉しくなってしまいます!
(上写真)いい顔してます!
(上写真)ベリーのフックにガップリ!
(上写真)午後は追いが悪くなりました
(上写真)デニー君が木の枝を持って近づいて来ました♪
(上写真)飼い主さん曰く、遊んでほしいのサインだそうです。可愛い♡
(上写真)3月10日(日)は『さくら祭り』🌸開催🌸
今回はワカサギの接岸が依然ピークを迎えているという5月中旬の芦ノ湖に出掛けてきました。本格的な春の訪れに湖の状況も大分変ってきているようす。水辺に沢山のワカサギが見られる状況はこれまでとあまり変わりはありませんが、傷ついた個体 或いはやせ細って動きの弱々しい個体が多くなった状況を見ると、彼らの産卵行動がいよいよ終盤戦であることが窺い知れました。
そして彼らの動向に合わせるかのようにトラウトたちの動きにも次第に変化が現れ、前回まで通用した釣り方が今回はまったく効かないといった状況をこのところ毎回味わっている様な気がします。 そんな感じでなかなか思い通りには行かないけれど、フィールドの変化を直接肌で感じられる今の状況に幸せを感じる2014年の春でした。
この日使用したタックルは、ロッド:TLB-83DT ラグレスボロンにラインはPE 0.8号(12lb)+フロロ・リーダー 10lb の組み合わせ。使用したルアーは前回と同様にパニッシュ85Fを選択しました。これを当日の魚の状況に合わせて手を変え品を変えて広くポイントを探って行きました。 今回も狙う相手はワカサギを求めて浅瀬をウロウロしている個体。彼らの回遊コースを見極めて、最も狙いやすい地点まで静かに移動した後は、一本の杭となって相手がやって来るのをただひたすらに待ちました。そして運良く魚が回ってきたらまずは相手が向かう進行方向先から僅かに狙いをずらしてルアーをキャスト! 相手の視界ギリギリのラインをイメージしてストレートリトリーブで魚の反応を窺いました。 ルアーを見た途端に急いで逃げてゆくようであれば、それ以上深追いはせずに次の機会を待ちました。相手が待ってましたとばかりにルアー目掛けて突進してくるようであれば、それはもういう事なし! ですが相手は百戦錬磨の兵たちです。シーズン初期ならまだしも、フィッシングプレッシャーが相当に掛かった今の状況に於いてはそんな個体などめったにお目に掛かれるものではありませんでした。
それでもルアーに対してちょっとでも興味を示す個体がいたならまずは大成功! 相手の姿と去って行った方向をしっかりと目に焼き付けました。 恐らく彼らは一日のうちで同じコースを何度も行き来を繰り返している筈。 再び目の前に現れたら先程の反省を活かして再度アプローチを行いました。 (これならどうよ!!) いくら寛容な相手でも、二度も三度も変なアプローチで迫ってこられたらさすがに興も覚めてしまったのでしょう。そのうち見向きもされなくなってしまいましたorz...。 恐らく普通のフィールドなら、この折角のチャンスをモノに出来なかった時点でこの日の釣りは終了です。ところがこれで終了とならなかったのが今シーズンの芦ノ湖の凄さでした! トライ&エラーの結果、相手をスレさせてしまっても、やる気のある別の個体がまた相手をしてくれるのですからほんと驚きです!この漁場の豊かさには感動すら覚えました。
私の入ったポイントだけがたまたま凄かったのか?或いは今年だけの幸運な出来事だったのか? 普段通いなれていないフィールドのため、実際どうなのかはよく分かりませんが、地元漁協さんをはじめ地域の人たちの活動を知るにつけ、これがきっと今現在の芦ノ湖の実力なんだろうなと感じています。 芦ノ湖 ほんといい魚たちが育っています! また来年訪れるのが楽しみなフィールドです。
〇 使用タックル
ロッド : TLB-83DT ラグレスボロン(SMITH) リール : 10 CERTATE 2500(DAIWA) ライン : FIRELINE EXT 0.8号(12lb) LO-VIS GREEN(BERKLEY) リーダー: TROUT SHOCK LEADER フロロカーボン 10lb(MORRIS) スナップ: クイックロックスナップ #2(SMITH) ルアー : パニッシュ85F、70F(SMITH) チェリーブラッドMD75(SMITH) AR-SS Minnow(SMITH) ネット : チェリーネット サツキ(SMITH)
今回は北海道は雨竜郡幌加内町にある朱鞠内湖に春イトウを求めて出掛けてきました。今年で2年目を迎える朱鞠内湖でのイトウ釣り、昨シーズンは思っていた釣果に恵まれず、しかもこの釣りのヒントとなるようなモノを何も見つけられないままシーズン終了を迎えてしまいました。 (いったい今年は何処でどうやった釣りをやればいいのだろうか!?)
釣行直前までその答えが出ることはありませんでしたが、とりあえずは昨年と同じ釣りをやっていても埒が明かないだろうという事で、今年はこれまでとは少し違ったアプローチでイトウ釣りに挑んでみることにしました。
《朱鞠内湖の状況 一抹の不安》 道内各地で雪不足が叫ばれた2019年の春でしたが、それはここ朱鞠内湖周辺に於いても例外ではなかったようです。例年であれば5月末のこの時期、雪解けが進んで水位は満水に近い状態となっている筈なのですが、今年は未だ多くの地面が白く顔を出しており、水位がかなり低い状態にあることを示していました。春以降なかなか気温が上がらなかった等で、ただ単に雪解けが遅れているだけなのかとも思ったのですが、今年の春は記録的な猛暑、しかも周囲の山々に雪はほとんど残っておらず、これから直ぐに水位が上昇するとはとても思えない状況でした。地元の釣り人から『この時期にこんなに水の少ない朱鞠内湖は初めてみたよ!』 という言葉を耳にしました。〇〇年に一度の異常気象という言葉が何の意味も持たなくなって久しい昨今ですが、北の大地 北海道だけはこういった言葉とは無縁の土地だと勝手に思い込んでいました。これから先、北海道でもこういった事が当たり前のように起こるようになるのだろうか...。そんなことを考えるととても怖く悲しい気持ちになりました。 願わくば今回のイトウ釣りへの悪影響が無ければよいのですが。
(上写真)今年はこの時期としてはあり得ないほどに水位が低い状態でした
(上写真)ピッシリ山山頂に見える雪も残りはあと僅か
《探ったポイント シャローエリアのブッシュ周り》 今回このような状況の中で私が最も多くの時間を割いて探ったポイントは、障害物が多く存在するシャローエリアでした。ここでいう障害物とは具体的には冠水したヤナギの木が密集するブッシュ周りや切り株周りのことで、イトウたちは普段こういった場所で餌となるワカサギやウグイなどの小魚がやって来るのを身を潜めてじっと待っているという話を聞いていたからでした。まぁ以前からそういった話は聞いて知ってはいたのですが、特にブッシュ周りなどあの恐ろしい見た目ですから、もし手を出そうものなら根掛かりは必至だろうと、探るのをずっと避け続けていたポイントなのでした。ですがこれまでの過去の釣行経験から、思っていたほどは根掛かりしないこと(これは間違いなくシングル&バーブレスフックの効果だと言っていいでしょう)。さらに仮に根掛かりしたとしても今回探ろうとしている場所の水深は深くても1メートル程度なので、近づいて直接回収するか、或いは根掛かり回収器を使えば十分に回収可能であると判断したからでした。今まで探ってこなかったポイントですが、はたして結果はどうなるだろうか?不安と期待で胸が一杯でした!
(上写真)今回はその見た目も恐ろしいブッシュ(ヤナギの木)周りを探りました
(上写真)その他にもこんな切り株周りも積極的に探りました
《アプローチ とにかく静かに》 この時期のイトウは産卵のために接岸してくるウグイやワカサギなどを捕食するために、大胆に岸寄りしているといいます。相手は岸から数メートルの範囲内といったごく至近距離に居ると思って、極力静かなアプローチを心掛けました。最初は水の中には立ち込まずに(逆に少し後ろに下がるくらいの立ち位置から)、岸から届く範囲内のブッシュや切り株周りなどを撃って行きました。5投程して反応がないようならば少し横移動して隣にある障害物周りをやはり入水せずに探って行きました。そしてこの作業をある程度の範囲内をひと通りやり終えた後は、膝下程度までを目安にそろりそろりと静かに入水、岸からでは探り切れなかった個所を丹念に探ってゆきました。またブッシュが目の前一面に広がっているようなポイントでは、静かに入水したうえで沖側に面したブッシュの端をそれとほぼ平行となるような形で撃って探って行ったりもしました。先にも書いたように今年は超がつくほど水位が低かったため、例年ならば恐らく水没していたであろうブッシュや切り株が多く顔を出しており、この釣りをやるにはうってつけの条件が整っていたと言えます。
(上写真)写真ではよく分かりませんが、水中にある切り株横に大型のイトウがじっと身をひそめていました
(上写真)場所にもよりますが、ブッシュ周りに沢山のワカサギの姿を見ることが出来ました
《実釣 良型個体をもたらしてくれた3つのルアー》 今年はその低い水位のため、湖岸線には広く地面が顔を出していました。例年であれば陸伝いにポイント移動することなど難しい時期ですが、今年はそれが容易に出来たのです。恐らくこんな状況はめったにないだろうということで、迷わず湖岸線をランガンして行くことに決めました。ですがそこは日本最大の湛水面積を誇る朱鞠内湖、探るのにも限界があります。このため今回は上でも述べたブッシュや切り株が多く存在するシャローエリアに絞って探って行くことにしました。
ここでまず最初に使用したルアーはチェリーブラッドSR90でした。潜航深度は最大で80cm程度、アクションは小刻みなローリングが主体で、頭を少し下げた姿勢でプリプリと小気味良く泳いでくれるルアーです。これをリーリングスピードがおよそ2回転/秒(2500番ノーマルギヤのスピニングリールを使用)程度の速さでただ巻きし、ブッシュのすぐ脇や切り株周りなどをトレース、障害物周りを何の警戒心もなしに泳いでいる小魚をイメージして操りました。水深がとても浅いところでは(数十センチ~1メートル程度)、ルアーがなるべく底を擦らないようにロッドティップを斜め上方に掲げて都度高さ(深さ)調整を行いながら探っていったりもしました。このやり方で探っていると、前アタリと思われるモゾッ!という違和感を感じた後の数秒後に本アタリがやってくるパターンを何度か経験しました。こんな時はたとえ違和感を感じてもハンドルを止めたりはせずに、それまでのリーリングスピードを維持したまま巻き続けるのが肝なのだと思います。
(上写真)ブッシュ脇で出た朱鞠内湖のイトウ 79cm
(上写真)チェリーブラッドSR90(No.06グリーンゴールド)にて
(上写真)とても大きくて綺麗な尾鰭でした
(上写真)この個体もブッシュ脇で釣れました。チェリーブラッドSR90(No.15ワカサギ)にて
続いて出番の多かったルアーはDDパニッシュ80Fでした。潜航深度が2メートル以上にもなるロングビルミノーであるため、今回探ったようなシャローエリアでは当然底を叩いてしまうことになります。根掛かりがとても心配でしたが、今回はこの特性を敢えて利用することにしました。ストップ&ゴーのやり方で、ルアーを湖底にボトムノックさせたら、次はリーリングを止めて少し浮かび上がらせます。その後またリーリングを再開してボトムノックさせたら、ストップしてまた浮かび上がらせる...、あとはこれの繰り返しでした。湖底の砂や砂利を舞い上げながら泳がせてやることで、産卵行動中のウグイを演出してやっているつもりでした。そしてこれはもう狙い通りといっていいかも知れません。この探り方で最もよい反応が得られたのは、産卵行動中のウグイがよく釣れるポイントでした。このような場所では水際ギリギリまでルアーをトレースしてやると、ルアーを追ってやって来たウグイ目掛けて、巨大なイトウが突進してくる姿を何度も目にしました。水面から頭や背中を出してガバガバッ!とウグイに襲い掛かる姿はとても迫力満点。その光景を今思い浮かべただけでも鼓動が速まるくらいです。
そしてこちらもルアーが必要以上に底を擦らないように、ロッドティップを斜め上方に掲げて都度高さ(深さ)調整をしながら探って行きました。ロングビルミノーというスナッグレス(根掛かり回避)性能の高いルアーになりますが、余りに根掛かりが頻発する時はベリーのフックを外してテイル側のフック1本のみで探ったりもしていました。
(上写真)DDパニッシュ80F(No.23クレイジーヤマメ)のボトムノックに出たイトウ 81cm
(上写真)イトウならではといったとても迫力ある大きな頭
(上写真)産卵行動中のウグイ溜まりに居たと思われるイトウ 80cm。DDパニッシュ80F(No.23クレイジーヤマメ)にて
(上写真)この個体もかなりの太さでした
(上写真)大型のイトウともなると、こんなサイズのウグイでも普通に襲い掛かります
そして最後にもうひとつ、とても印象に残る魚を引き出してくれたルアーにトップウォータ・ミノーペンシル CB 70DRIFT TRがありました。これはワカサギが多く生息するフィールドで特に威力を発揮するルアーで、春先に産卵を終えて瀕死の状態で水面を漂っているワカサギを演出した釣りで私はよく使用しています。今回の釣行では場所によっては岸際に沢山のワカサギを目撃することが出来ましたが、弱って水面に浮かんでいるような個体は何処にも見られませんでした。このためか水面での激しいボイルなどは無く、はたしてこの釣りに貴重な時間を割いてしまってよいものかとしばらく悩みました。ですがせっかく用意して来たのだからと、他の釣りで反応が得られなかった時間を利用して試してみることにしました。使い方は基本的にはキャストしたらあとはただ浮かべておくだけですが、時折ロッドティップを使ってルアーの周りに波紋を作り、その存在をアピールしてやったりもしました。もし反応が無ければ直ぐに止めてしまおうと思っていたのですが、なんだかんだでやめ時を失ってしまい1時間近く同じ場所を探っていた時でした。波間に見え隠れするルアーのシルエットが音もなくゆっくりと水の中へと消えてゆきました。このルアーはバスとは違って獲物を吸い込む力の弱いトラウトを対象に作られたルアーであるため、吸い込み易いよう浮力を敢えて抑え目にして作ってあります。このため大きい(重い)スナップや、比重のある高番手のフロロリーダーを長く使ってしまうと、その重さでルアーが徐々に沈んでいってしまう事があります。このことが頭にあったため、最初はこのせいで沈んでしまったのかとも思ったのですが、それは十分注意していた筈なのでやはりおかしいぞ!ということで念のためスイープな巻き合わせを行ってみました。するとその直後でした、大きな水柱と共に太くて大きな魚体が水面で身をくねらせている姿が目に飛び込んできました。やはり釣りはやってみないと何が起こるか分からない!この魚からはこのことを改めて教えてもらった気がします。
(上写真)トップに出た朱鞠内湖のイトウ 80cm。CB 70RDIFT TR(No.51ワカサギⅡ)にて ※ ルアー背部に見えるオレンジマーカーは後付けしたものです
(上写真)この個体もそうですが、本釣行で釣り上げたほぼ全てのイトウの口元には過去に釣られた痕がありました
《今回の釣行を終えて》
思っていた釣果の得られないまま終了を迎えてしまった昨シーズンの朱鞠内湖でのイトウ釣り、今回はこの状況を打開するべく、これまで入らなかったようなポイントを探ってみたところ、期待以上の好釣果に恵まれました。その他にも今後のイトウ釣りのヒントになるであろう、彼らの生態や行動などの一部も垣間見ることができ、大変に思い出に残る最高の釣り遠征となりました。次回はまたこれまでとは少し違ったアプローチでこの釣りに挑んでみることにより、釣りの引き出しをより多く増やして行けたらなと思っています。
(上写真)朝日を望むアングラーたち
(上写真)朱鞠内湖ならではといった景色
(上写真)水辺には沢山のアメンボの姿を見ることが出来ました
(上写真)エゾタンポポ?
(上写真)ヒグマの足跡。大自然を感じます
(上写真)2020.02.12 加筆 この度、鱒の森 3月号(No.56)に朱鞠内湖での春イトウ釣りの記事を書く機会を頂きました。この時期のイトウならではと思われる印象深かったシーンや、北海道遠征のいろはなどについて書き綴っております。
〇 使用タックル
ロッド : IBXX-77MSD インターボロンXX (SMITH) リール : 13 CERTATE 2500 (DAIWA) ライン : VARIVAS ハイグレードPE グリーン 1.2号 (MORRIS) リーダー : TROUT SHOCK LEADER フロロカーボン 16lb 長さは1ヒロ (MORRIS) ルアー : チェリーブラッドSR90 (SMITH) ※ フック変更実施 DDパニッシュ80F (SMITH) ※ フック変更実施 CB 70DRIFT TR (SMITH) ※ フック変更実施 パニッシュ85F (SMITH) ※ フック変更実施 フック : S-75M #1 (OWNER) ※ バーブは潰しました シュアーフック Wトラウトタテアイ 5B (SMITH) ※ CB 70DRIFT TR に使用。バーブは潰しました スナップ : SPスナップ #3 (SMITH) ※ CB 70DRIFT TR には#2を使用しました ネット : チェリーネット Lサイズ 旧タイプ サクラ (SMITH) ルアー回収器 : LUUBA ルーバ (S&Nインターナショナル)
先日、代休を利用して中禅寺湖に出掛けてきました。 波間に見え隠れする蝉ルアーに目を凝らすこと8時間以上⏰ 途中、波の作り出す明暗が魚に見えたりして、無駄にドキドキ💘した場面も何度かありましたが(笑)、今回も何とか本命の蝉ブラを手にする事が出来ました!
前回は(魚の反応の様子から)蝉には少し時期が早過ぎたかな?と感じていたので、今回はきっと良い思いが出来るだろうと期待してやって来たのですが、状況にあまり変化は見られませんでした(-_-) 蝉には目もくれずに未だワカサギを追い回している個体が見られたことから、遅れて始まったワカサギ接岸の影響が少なからずあるような気がしています。次回釣行に期待したいところです(*'▽')/
(上写真)この日は太陽が昇ってからいろは坂を登りました。蝉ブラの時期は早起きする必要がないので身体が楽でとても助かります。
(上写真)今回も山側を丹念に探りました
(上写真)晴れ間が見えたのは短時間だけでした。※ 釣れた場所とは関係ありません
(上写真)美蝉に出たブラウントラウト(51cm)。とても太い個体でサイズ以上に大きく感じられました
(上写真)口元には最近?釣られたような痕がありました
(上写真)デップリおなか🐷
(上写真)近年は鰭の綺麗なブラウンを多く見掛けます
(上写真)湖畔のヤマツツジが満開でした🌸
(上写真)夕方にはモンカゲロウのスピナーフォールを目にする事が出来ました
(上写真)美蝉に出たブラウントラウト(46cm)。2度のミスバイト後のストライクでした!
(上写真)この時期はこの色味の強いブラウンが一番大好きです!
今シーズンも沢山の感動をありがとう御座いました。 嬉しさも悔しさも全ていい思い出です(*^_^*) 2014.9.19 中禅寺湖にて
(上写真)朝一、メタルフォーカスに出てくれたレイクトラウト(63cm)
(上写真)メタルフォーカス (METAL/FORCAST) 18g。今回初めて実戦投入しました。
(上写真)朝寝坊したKUMAKURAさんの87BSPが大きく弧を描きます。気持ち良さそう~(*´∇`*)
(上写真)朝寝坊したKUMAKURAさんのレイクトラウト釣果(63cm)。MTレイクスにて。
(上写真)今シーズンもありがとう御座いました。また来年もどうぞ宜しくお願い致します。
今回も先日リリースされたばかりのロッド・イルフロッソ(TILF-72)と蝉ルアー・大美蝉(ダイビセン)を携えて中禅寺湖に出掛けてきました。 夏至を過ぎ、ハルゼミの鳴き声もほぼ聞こえなくなってしまいましたが、蝉を食べたいという捕食欲求の高いブラウンは依然として湖岸線近くをウロツイテいるようでした。
ですがこの状況も梅雨が明けて水温がさらに上昇してしまうと、直ぐに終わってしまうものと思われます。梅雨明け前の今がラスト・チャンスなのかも知れません!
【使用タックル】 ⚫︎ロッド : イル・フロッソ TILF-72 (SMITH) ⚫︎リール : 13 セルテート2500 (DAIWA) ⚫︎ライン : バリバス ハイグレードPE 1.0号 (MORRIS) ⚫︎リーダー : バリバス トラウトショックリーダー フロロカーボン 10lb (MORRIS) ⚫︎ルアー : 大美蝉(ダイビセン) (SMITH) ※ フック交換実施 ※ ラインはスプリットリング(後付け)を介して接続 ⚫︎フック : シュアーフック Wトラウトタテアイ 4B (SMITH) ※ バーブは潰しました ⚫︎ネット : チェリーネット Lサイズ サクラ (SMITH)
(上写真)この日も現着はam8:00過ぎ。蝉ブラの釣りの朝は遅いので身体が楽で助かります(*'▽')/
(上写真)この日も小型のレインボートラウトからスタート🌈
(上写真)日中の表層水温は16℃前後
(上写真)回遊ものと思しきブラウントラウト(大美蝉 No.29 ゴーストハルゼミGLにて)。この後、遊覧船の引き波にさらわれてしまいました(涙)
(上写真)沖のブレイク沿いを探っている最中に出てくれました。飛距離が出る大美蝉ならではの嬉しい釣果でした!
(上写真)この日も国道側の目ぼしいポイントをランガンして行きました
(上写真)沖にブレイクを控えたシャローエリアで出たブラウントラウト(59cm)大美蝉 No.31 ハルゼミショートにて
(上写真)居着きのものらしく色味の濃い個体でした
(上写真)魚体がとても太く、しっかり餌を食べられているようです
(上写真)尾鰭もパーフェクト